琉球御殿武術(本部御殿手・本部拳法)は合戦の際に多人数を相手に闘う事を想定した総合武術である
体 術 : 剛術(素手術) 突き・蹴りを主体とする攻撃の技である。 柔術(取手術) 傷を負わすことなく無抵抗にする技である。
武器術 : 各武器の特徴を活かし千変万化して流れるように使用する技である。
〔種類〕剣・長刀・槍・山刀・両刃の短剣・両刃の剣・青龍刀・サイ・棒・杖・櫂
ヌーチク・トウファー・短棒・打ち棒・鎌・磨き石・ほうき・鳥刺し等

・技術体系に基づいた稽古内容
手之元(準備運動として)
・・・・・≪基本技術≫・・・・・
体 術
剛術(素手術)
その場基本
・合掌・爪先立ち・屈伸・崩し・突き・連突き・三本突き・蹴り(棒蹴り) ・二本蹴り(棒蹴り)
・蹴り上げ・内回し・外回し・横蹴り(足刀)・突き蹴り(三本突き)・四方突き・四方蹴り
・四方蹴り(前蹴り・後蹴り・横蹴り)・等
移動基本
・爪先立ちの歩み・踵からの歩み・一歩踏み込んでの運足・突き・連突き ・二一連突き・歩み突き
・連突き蹴り・蹴り(棒蹴り)・回し蹴り(内回し・外回し)・外回し前蹴り・内回し横蹴り・等
型(形)
・元手一・元手二・合戦手三・合戦手四・合戦手五・実戦手突き・実戦手蹴り (ナイハンチ・白熊)
柔術(取手術)
取手
・拝み手・押し手・こねり手
武器術
素振り
・棒・ヌーチク ・サイ・カイ・山刀・刀・長刀・槍・等
型(形)
・棒・ヌーチク ・サイ・カイ・山刀・刀・長刀・槍・等
・・・・・≪相対技術≫・・・・・
体 術
剛術(素手術)
相対動作
・突き・蹴り・突き蹴り・捌き
柔術(取手術)
相対動作
・袖取り・取手・取手返し・裏返し・捕縄術(絡み手)
武器術
相対動作
・各武器対各武器・居取り・合戦棒・等
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手之元(整理運動として) その場突き